情報工学部学生による備忘録

1学生の備忘録です。開発したときのことを思い出せるように。

PWA(プログレッシブウェブアプリ)は流行るのか

PWAは流行るのか

 最近少しずつ頭角を表してるPWAですが、果たしてこれは流行るのか、学習すべきなのかを個人的に考察してみたいと思います。久々の投稿ですがよろしくお願いします。

PWAとは

 PWAはProfressive Web Appの略でWebのアプリ化の技術のことを指すようです。 この技術はGoogleが主体で動いており、Microsoftも対応を宣言したことで話題になっています。

 具体的には、TwitterやGoogleMapなどが対応しているようですね。 このようなサイトにアクセスすると、スマホのホームにアイコンを置くことができるようになります。 ホームにアイコンを置いてインストール判定になると、オフラインでの起動や、通知の発行がされるようになります。

 自信がないのでご自分で調べてみてください。PWAとは

メリット

 PWAのメリットは、スマホのアプリのような振る舞いを示すことができる点です。

 先に述べたように、PWAを用いることでWebページがオフラインで閲覧できたり、通知を発行できるようになるわけです。 通知が発行できるということは、バックグランドの処理にも対応するということであり、Webアプリの表現の幅は拡がるといえます。

 さらに、通常のアプリと違い、比較的大きな手続きであるインストールの手間がかかりません。 莫大なインストールはなくなり、Webページのキャッシュを保存するのみでインストールしたような振る舞いを見せます。

 これは、アプリ開発者やWebエンジニアにもメリットを与えるでしょう。簡単なアプリはJavaやKotlin、Swiftを記述せず、Webの知識のみで実装されます。 WEBデザイナでもすぐにアプリのデザインを行うことができます。HTMLとCSSを記述するだけなので。

技術的な問題

 PWAという技術はService Workerという技術を介してブラウザに依存します。つまり、ブラウザが対応しない限り使うことができないということになります。Google ChromeFireFoxと言ったブラウザは対応していますが、iOSSafariWindowsのEdgeは未対応です(対応予定はあります)。

 これが指すことは、ブラウザが全面的に対応しなかった場合に利用される可能性がぐっと下がることを指します。よって早急な対応が求められているわけです。

学習コスト

 開発者にはService Workerを始めとする技術の学習コストがかかります。Googleはこのステップをはじめてのプログレッシブ ウェブアプリというサイトで支援しています。このページでは、解説に沿ったソースコードを配布しているので比較的とっつきやすいと思います。

 そこまで大きな負担になるようには感じられません。また、この技術を触れるデメリットは特にはないでしょう。

結論

 流行ると思います。

 デメリットもしっかり挙げて行きたかったのですが、大きなメリットが目立つばかりでデメリットはそこまで感じられませんでした。

 流行らないとしたらアプリとPWAが同居する、Twitterなどのサービスだけではないでしょうか。また、サービス自体が弱いものも流行らないでしょう。

 PWAのメリットを有効に活用できれば、非常に大切な技術に成長していくと思います。また技術者にはぜひ導入を検討してほしいと学生ながらに思います。

ありがとうございました。